カンザーへの道 最終回 動物園とニッパヤシ ゲリラの基地訪問を終え、またボートでマングローブ林を抜けます。
次なる訪問地は、カンザーの動物園。この動物園には、マングローブ林が鬱蒼と茂っていた当時に、ここに住んでいたワニや鹿や猿などを育てています。 ちょっと変わったところでは、カワウソなんかもいます。 おや、熊もいますね。
最近はサイゴンから、ここで餌付けされている猿を目当てに、多くの観光客がここを訪れます。右の写真のように、餌付けされている猿は、観光客の足元に出てきて、ものほしげな目で観光客を眺めます。
動物園を出ると、路上で観光客用にニッパヤシの実を売っているのをみつけました。この中には、水気のある白い実が入っています。
これがニッパヤシの生えている光景です。天に向かってまっすぐと伸びるニッパヤシは、青々として、
その直線が単調なだけに美しいものです。このニッパヤシの林を潰して、エビ池に転換している場所が増えてきているのは、とても残念なことです。
さぁ、これでカンザーへの旅も終わりです。再びホーチミンへ向かい、マングローブの道を抜け、フェリーに乗ります。
最後に、今回の訪問で採取したマングローブの種子を紹介します。右4本が「リゾフォーラ」、
左4本が「セリオプス」という名前のマングローブです。
カンザーへの旅、お楽しみいただけましたでしょうか。今度は、実際ホーチミンを訪問いただき、ご一緒にカンザーの姿を目の当たりにできるといいですね。
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